アンプラグドプログラミング教育の事例と教材4選

プログラミング教育

PCを使わないでプログラミング的思考を学ぶ「アンプラグド」プログラミング教育が注目されています。アンプラグドのプログラミング事例と教材を4つご紹介します。

アンプラグドプログラミング教育とは

パソコンやタブレットなどの電子デバイスを使わない(電子機器のプラグを差し込まない)でプログラミング的思考やコンピューターの仕組みを学ぶことを、「アンプラグドプログラミング教育」といいます。

プラグの画像

アンプラグドプログラミング教育では、

  • コンピューターが動作する仕組み
  • 問題を解決するための手順や計算方法(アルゴリズム)

などを学びます。ソフトやアプリ・ハードなどを用意する必要が無いので気軽に取り組むことができ、絵本やカードゲームなどを通して低学年のお子さんでも楽しく学べます。

アンプラグドプログラミング教育を取り入れるハードルは低いですが、プログラミングの本質的な部分を理解していないと本来の趣旨とズレてしまう可能性があります。

アンプラグドプログラミング教育の事例

ニュージーランドで開発された「コンピュータサイエンスアンプラグド(Computer Science Unplugged)」は、カードゲームやグループ活動などでコンピューターの基本的な仕組みが学べる学習法です。

子どもがカードを持っている画像

↓こちらのサイトにコンピュータサイエンスアンプラグドの事例がたくさん紹介されています。

コンピュータサイエンスアンプラグドの第一人者であり、「コンピュータを使わない情報教育アンプラグドコンピュータサイエンス」翻訳者の兼宗 進教授は、コンピューターの「動いている世界」と「止まっている世界」を両方理解することが必要だと説いています。

2020年から始める小学校でのプログラミング教育でも、パソコンやタブレットを使ったプログラミング教育とアンプラグドのプログラミング教育を組み合わせることでコンピューターの理解が深まります

アンプラグドプログラミング教育教材

ルビィのぼうけん

ルビィのぼうけんは、フィンランド出身のプログラマーかつ作家・イラストレーターのリンダ・リウカスさんがクラウドファンディングで資金(約100万円)を集めて出版した絵本です。絵本だけではなく、絵本にまつわるアクティビティも収録されているので、アンプラグドプログラミング教育の教材におすすめです。

ルビィのぼうけん の画像

画像引用:https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798143491

公式サイトには、ダウンロードして遊べる楽しいアクティビティがたくさん用意されています

ルビィのぼうけんの画像2

画像引用:https://www.shoeisha.co.jp/book/rubynobouken/play/5

テラと7人の賢者

テラと7人の賢者は、コンピュータサイエンスアンプラグドをなぞ解き物語にした本です。カードやパズル、手品などの「なぞ」を解くことで、コンピューターの知識やプログラミング的思考が身につきます。

  • 本編の「なぞ」を解説した「冒険の書」
  • 切って使えるカード

が付属しています。

テラと7人の賢者の画像

画像引用:https://gakken-ep.jp/extra/nazotokics/

特設サイトでは、「なぞ」の一部にブラウザから挑戦できます!

テラと7人の賢者の画像2

画像引用:https://tera.csunplugged.jp/

すぐプロ

すぐプロは、「紙とはさみとえんぴつではじめるプログラミング教材」です。2018年には、東京都のプログラミング推進校の授業で実践されました。

6学年分の教材が同梱されており

  • 授業案
  • 印刷して使える児童用カード
  • 掲示用のマグネットシート

が用意されています。

すぐプロの画像

画像引用:https://edu-net.co.jp/index.php?page_id=603

ドリルの王様 楽しいプログラミング

ドリルの王様 楽しいプログラミング(1~6年)は、パズル感覚でコンピューターの考え方やプログラミング的思考が学べるドリルです。こちらのサイトから、おためし無料プリントを8枚ダウンロードできます!

ドリルの王様の画像

画像引用:https://www.shinko-keirin.co.jp/shinko/elementary/do/site/index.html

「順序」や「繰り返し」「分岐」「変数」「配列」などの考え方を系統的に学べるように工夫されています。

ドリルの王様の画像2

画像引用:https://www.shinko-keirin.co.jp/shinko/elementary/do/site/index.html

まとめ

アンプラグドプログラミング教育は、パソコンなどが使えない場合のプログラミング教育として有効な手段です。しかし、アンプラグドプラミング教育は動的な(パソコンなどを使用した)プログラミング教育と組み合わせで行われることが理想です。楽しいアクティビティとして取り入れて、「プログラミングって楽しいな」と子どもが体感してくれると良いですね。