小学生におすすめのScratchの本は?

Scratch(スクラッチ)初心者におすすめの教材は、「小学生からはじめるわくわくプログラミング」です。この本は、Scratch日本語版の翻訳者:阿部和広先生が書かれた本です。

阿部先生は、NHK Eテレの番組『Why!? プログラミング』のプログラミング監修などを行うScratchの第一人者です。

息子が小学校2年生・娘が小学校1年生のときに、旦那さんがこの本を買ってきました。当時、私はScratchに関心が無かったので、子どもが本を読みながらパソコンに向かうのを遠くの方から見ていました。(こんな感じ・・ [壁|_-)チラッ)

そう、放置していたんです。旦那さんも、進んで子供に何かを教えるタイプではないので完全放置です。パソコンの基本的な使い方は教えました。キーボードもおぼつかない、漢字もロクに読めない小学校低学年でも自学できる秘密は、Scratchの仕様とこの本の中身にあります。

小学校低学年でもScratchでプログラミングできる理由

Scratchは、ブロックをドロップ&ドラッグしてコードを作成します。キーボードで入力するのは、数値と単語くらいでしょうか。本の中身を見てみると、

漢字に平仮名がふってあるんです。

キャラクターの会話を楽しく読んでいると、自然と覚えられるから不思議・・。子供は次々と作品を作って見せてくれて、あっという間に読破してしまいました。

「小学生からはじめるわくわくプログラミング」のレビュー

私は、Scratch2.0のチュートリアルでScratchを勉強したので、この本は読んでいませんでした。そこで、今回あらためてレビューに挑戦してみました!

 Let's Enjoy Programming 
Let's Enjoy Programming
http://生活にアートを.com/how-to-learn-scrath/
小学生からプログラマーを目指そう!

Scratch3.0に対応しているのか?

本の表紙には、Scratch1.4 / 2.0 両対応とあります。Scratch3.0は、ステージの位置がScratch1.4 / 2.0 と大きく異なりますが、Scratch3.0でも問題なくこの本のプログラムを作成できましたので安心して下さい。

国語:物語メーカー

リストと変数を使って、物語を自動的に作成してくれるプログラムを作ります。

※「誰か▼のどれか▼番目」のブロックの「どれか▼」がScratch3.0で使えなかったので、乱数ブロックを使いました。

スペースキーを押すごとに物語が変わる楽しいプログラムです。

算数:フィズバス

変数を使って、「フィズバズ」という数のゲームを作ります。3の倍数のときは「フィズ」5の倍数のときは「バス」3と5の公倍数のときは「フィズバス!」と言います。

公倍数なので、小学校5年生の内容ですね。しかし、学年を気にしなくても楽しめます。

理科:アリシミュレーター

ペイントエディターを使います。変数を使って、アリの動きをシミュレートします。

※アリ(?)のコスチュームをScratch3.0で表示する方法は以下の通りです。

①「×」をクリックしてスクラッチキャットを削除する

②「スプライトを選ぶ」をクリックする

③スプライトライブラリーに「insect(昆虫)」が無いので、好みのスプライトを選びましょう!

④スプライトの大きさを縮小します。(50%くらいが良いです)

⑤スプライトにセンサーを付けます。「コスチューム」タブをクリックします。

 

⑥「塗りつぶし」を赤にして、「枠線」を「なし」にして「円」をクリックしてから赤い丸を描きます。

⑦「グループ化」をクリックしてからスプライトと赤い丸を枠線で囲んでグループ化します。

これで、スプライトと赤い丸が1つのスプライトとして認識されるようになりました。

青い色を赤い丸のセンサーが判定してスプライトが青い道を歩いているように見えます。

社会:なんでもクイズ

リストと変数を使って、クイズを作ります。

※「すべて▼番目を問題▼から削除する」「すべて▼番目を答え▼から削除する」のブロックが無かったので、「問題▼のすべてを削除する」と「答え▼のすべてを削除する」のブロックを使いました。

これは楽しい・・!!

音楽:かえるのうた(輪唱)

メッセージ機能を使って、かえるのうた(輪唱)を演奏します。

※Scratch3.0では、拡張機能「音楽」を使います。画面左下の「拡張機能」をクリックしましょう。

「音楽」をクリックします。

この先はScratch1.4 / 2.0 と同じです!

輪唱すごい!無限輪唱できるか・・?

とりあえず3回にしてみたら、メチャクチャ綺麗な演奏になったのでぜひ挑戦してみて下さい!!

体育:100mハードル

変数を使って、100メートルハードルのタイムを計るプログラムを作ります。スペースキーを押すと、ハードルが左へ動きます。上矢印でスクラッチキャットがジャンプします。

スクラッチキャットがハードルに当たると「にゃ~」とペナルティになります。わたしはゲームが苦手なので・・ハードルの高さをかなり低くチートしたことは内緒ですw

100mハードルをリミックス

「100mハードルのプログラムが出来たよ~」と息子と娘に見せたら、さっそく食い付きました。当時は、100mハードルのプログラムは難しくて出来なかったそうです。

私が作ったプログラムを見て、「でも、これ距離が100mピッタリで止まらないよね~」という話になりました。みんなでプログラムの中身を見て、あーでもない・こーでもないと話しているうちに、息子が何かひらめいたらしくリミックスしにPCへ向かいました。

スクラッチキャットのプログラム(リミックス)

すみません・・私には理解できませんw

しかし、距離が100mになったとき、タイマーがピタッと止まります。

子は親を超えましたね・・

100mハードルのリミックスはこちら

なんとか息子に追い付きたい

Scratchを始めたのは息子のほうが早かったものの、私もスクラッチャーなのでプログラムが理解できないのは悔しいです。もう少しScratchの勉強しなきゃ・・。「小学生からはじめるわくわくプログラミング」は、小学生におすすめの本ですが、これからScratchを始めたい、子どもにScratchを教えたい!という人にもおすすめの本です。

小学生からはじめるわくわくプログラミング2」も発売されているので、「小学生からはじめるわくわくプログラミング」をマスターしたら挑戦してみましょう!