Scratch3.0のベータ版(お試し版)が登場!

最近ご無沙汰していたScratch2.0でしたが、息子が久しぶりにログインしたら「ヘンなメッセージが出てるよ!」と興奮ぎみに教えてくれました。画面をのぞいてみると、なになに・・。

Scratch3.0のベータ版が登場していたそうです。(2018年の1月にリリースされていたもよう)これは、試してみるしかない!ということで、「Try it!」をクリックしてみることにしました。(^o^)/

「次世代のScratch」っていう響き、ワクワクしますね!いったいどんな機能が追加されているのでしょうか?(//∀//)

Scratch 3.0 GUIとは

Scratch3.0のベータ版を開いている画面のタブを見ると、「Scratch 3.0 GUI」と表示されています。「GUI」って何ぞや?と思いますよね^^;

「CUI」とよく比較される言葉に、「CUI」があります。
・「CUI」はキーボードでしか操作できない画面(Character User Interface)
・「CUI」はマウスや指で操作できる画面(Graphical User Interface)
ということは、Scratch3.0はタブレットでも操作可能ということです!そのため、指で動かしやすいようにScratch3.0のブロックは既存のものより大きくなっているんですよ。

Scratch3.0はいつから導入されるの?

2019年1月2日に正式にScratch3.0が導入されます!来年のお正月は、Scratch3.0と共に始まりそうです^^それまでは、ベータ版で作成したプロジェクトはオンライン共有できません・・コンピューターのハードドライブに保存しておいて、Scratch3.0が正式にリリースされたらまとめて公開するしかなさそうです。

Scratch3.0のチュートリアルを試してみた

Scratch3.0のインターフェイスで大きく変更されたのは、ステージが左から右へ変わったこと!2.0に慣れている人は、最初は使いにくいかもしれませんが、慣れると大丈夫ですよ。

チュートリアルも、ガラリと変わりましたね!ひとつひとつのチュートリアルが短くなって取り組みやすくなった印象です。

チュートリアルは、画面左上の「チュートリアル」から入れますよ。

さあ、始めましょう

最初のプログラムは、スクラッチキャットを10歩動かして「ニャー」と鳴かせる(言わせる)プログラムです。

GIFなので音はしませんが、実際にはスクラッチキャットがニャーと可愛い声で鳴きますよ。

しゃべるアニメーションを作ってみよう

Scratch3.0の拡張機能「音声合成」を使います。画面右下の「拡張機能を追加」のアイコンをクリックしましょう。

「音声合成」をクリックします。

音声合成に使用するブロックが追加されました。

下のようにプログラムを組むと、ねこをマウスでクリックしたときに「レッツゴー」としゃべります。

応用編

動きの「1秒でどこかの場所へ行く」を追加します。

画面右下の①背景のアイコンをクリックして、②「背景を選ぶ」をクリックしましょう。

「Nebula」の背景を選択します。

背景に「Nebula」が追加されました。

ロボットのスプライトを追加します。①ねこのアイコンをクリックして、②「スプライトを選ぶ」をクリックしましょう。

検索窓に「robot」と入力して検索すると、ロボットのスプライトが現れるのでクリックしましょう。

ロボットのスプライトが追加されました。

ヒップホップの音を追加します。「音」のタブをクリックしましょう。

①画面右下のスピーカーのアイコンをクリックして、②「音を選ぶ」をクリックしましょう。

「ループ」にある「Hip Hop」を追加します。

Hip Hopの音が追加されました。

コードを追加します。

ロボットを追加すると、ヒップホップの音楽が流れてロボットが歌います(?)

アドベンチャーゲームを動かす

既存のキャラクターを動かすプログラムを作成します。コードを追加したいスプライトのアイコンをクリックしましょう。

スタートがクリックされたら、Gamet(ガーメット)が「コレクトゲームをしよう!」と言ってマウスが指したところへ行くプログラムを作成します。

赤い四角で囲った部分をそれぞれ変更します。

これで、好きな場所にスプライトを移動できるようになりました。

次に、ガーネットがGems(宝石)に触れると音がして宝石がランダムな場所へ行くプログラムを作成します。Gems(宝石)のスプライトをクリックしましょう。

以下のようにコードを作成します。「Gamet▼に触れたら」のブロックは、「調べる」にある「マウスのポインター▼に触れたら」ブロックのプルダウンメニュー▼をクリックすると、「マウスのポインター」が「Gamet」に切り替わります。

Gamet(ガーメット)がGems(宝石)に触れると点数が入るゲームにします。「変数」の「変数を作る」をクリックしましょう。

新しい変数名に「点数」と入力して、「OK」をクリックしましょう。

変数に「点数」が追加されました。点数が入るプログラムは、以下の2つのブロックをセットで使います。

プルダウンメニュー▼をクリックして、変数名を「点数」に変更しましょう。

Gems(宝石)のコードに変数ブロックを追加します。

Gamet(ガーメット)がGems(宝石)に触れると点数が1点入ります!点数が入っていても、再びスタートをクリックすると点数が0にリセットされます。

名前を動かしてみよう

画面右下の「背景を選ぶ」から、「Circles」を選択します。「スプライトを選ぶ」から、「P」を選びます。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。

文字のスプライトをクリックすると、「ポン!」と音がするプログラムです。

お気付きかもしれませんが、文字は動いていないような・・チュートリアルの動画はここで終了になっています。文字を動かす方法が知りたい人は、Scratch2.0のチュートリアル「名前を動かそう」が参考になりますよ^^

音楽を作ろう

画面右下の「スプライトを選ぶ」から、「saxophone(サックス)」を選択します。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。

サックスをクリックすると、ポン!と音が鳴ります。(ピアノのような音です^^;)

チュートリアルはここで終了です。スプライトに動きを付けたり、もっと他の楽器で音楽を作りたい人はScratch2.0のチュートリアル音楽を作ろう」を見てみて下さい!

クリッカーゲームを作る

風船をクリックすると点数が入るゲームを作ります。画面右下の「スプライトを選ぶ」から、「Balloon1(風船1)」を選択します。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。

風船をクリックするたびに、ポン!と音がしてscore(点数)が1点入ります。

チュートリアルはここで終了ですが、
・風船の数をもっと増やしたい!
・風船が下から上へ動くようにしたい
という人は、「乱数」を使うといいですよ^^変数の作り方を詳しく知りたいという人は、こちらの記事が参考になります。もっと複雑なクリックゲーム作りたいという人は、Scratch2.0のチュートリアルキャラクターを飛ばそう」を見てみて下さい!

追いかけっこゲームを作る

画面右下の「背景を選ぶ」から、「Underwater(水中)」を選択します。「スプライトを選ぶ」から、「Octopus(たこ)」を選択します。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。

キーボードの右矢印をクリックするとたこが右に、左矢印をクリックすると左に動くようになりました。

「Star(星)」のスプライトを追加します。Starに以下のコードを組みましょう。

ランダムに動く星をたこが追いかけるゲームの完成です!

たこをパドルに、星をボールにすることでピンポンゲームに応用できます。Scratch2.0のチュートリアルの「ピンポンゲーム」も楽しいですよ^^

スプライトを追加する

スクラッチキャット以外のスプライトを追加するときは、×をクリックして消しておきます。下記のメッセージ「Are you sure you want to delete this?(削除してもよろしいですか?)」のメッセージが現れるので、「OK」をクリックしましょう。

これで、ステージ上は空白になりました!

ステージ下のねこのアイコンをクリックします。


虫メガネのアイコン「スプライトを選ぶ」をクリックします。

スプライトライブラリーには、たくさんのスプライトがあります。絞って検索したいときは、カテゴリーをクリックしましょう。たとえば、「ドーナツ」を探したいときは「food」をクリックします。

「Donut(ドーナツ)」のスプライトをクリックすると、ステージ上にドーナツのスプライトが追加されます。

これで、スプライトが追加されました!

背景の追加

ステージにPicoとGigaのスプライトを追加します。

ステージ右下の背景のアイコンをクリックして、背景ライブラリーを開きましょう。

カテゴリー「Space」をクリックして、「Space(宇宙)」をクリックします。

宇宙の背景が追加されました。

もう一度背景ライブラリーを開いて、今度は「Spaceship(宇宙船)」の背景を追加します。

宇宙船の背景になりました。

スプライト「Pico」を選択して、コードを書きます。

Picoが「宇宙船に行こう!」を言ったら、背景が宇宙から宇宙船に変わるコードです。

これから物語が始まりそうですね!

背景を切り替えることで、ストーリーが生まれます。スクラッチで本格的に物語を作りたい人は、Scratch2.0のチュートリアル物語を作ろう」が参考になりますよ。

大きさを変更する

画面右下の「背景を選ぶ」から、「Underwater2(水中)」を選択します。「スプライトを選ぶ」から、「pufferfish(フグ)」を選択します。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。

フグを大きくするコードです。

ブロックをクリックすると、フグが大きくなります。

けっこう大きくなりましたね!フグを小さくしたい場合は、「10」を「-10」に変更します。

フグが小さくなりました!

スプライトを元の大きさに戻すには、以下のブロックをクリックします。

ちにみに、このブロックの数値を変えても拡大&縮小が可能です!試しに、この数値を「100」から「300」にすると・・

メチャメチャ大きくなります。

逆に、数値を「30」と小さくしてみると・・

こんなに小さくなりますよ!

滑らかに動かす

画面右下の「背景を選ぶ」から、「jurassic(ジュラ紀)」を選択します。「スプライトを選ぶ」から、「Bqt(コウモリ)」を選択します。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。

コウモリがステージ上を三角形に滑らかに動くコードです。

スタート🚩をクリックすると、コウモリが右下→斜め左上→右斜め上の順番で滑らかに移動します。

音を録音する

画面右下の「背景を選ぶ」から、「jungle(ジャングル)」を選択します。「スプライトを選ぶ」から、「Ghost(幽霊)」を選択します。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。下のブロックをプロットエリアにドラッグします。

「音」をクリックします。

画面左下の「音を選ぶ」をクリック

「録音する」をクリック

「record」をクリックすると録音が始まります!『ブー!』と言って録音してみましょう。

録音が済んだら、タイトルを付けます。

タイトル「ブー!」の効果音が保存されました。

プルダウンメニューで効果音「ブー!」を選択します。

これで、スタート🚩をクリックすると幽霊が「ブー!」と言うようになりました。

スプライトを回転させる

チュートリアルと同じ宇宙の背景が見当たらなかったので、「Space city2(宇宙都市2)」を選択しました。「スプライトを選ぶ」から、「Robot(ロボット)」を選択します。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。スプライトがクルクル回転するコードを書きます。

ロボットが右回転で回り続けます!

では、数値を「15」から「2」にするとどうなるでしょうか?

めっちゃ遅くなりましたね!今度は、数値を「2」から「200」にしてみます。

ロボットが高速回転し始めました。

たとえ、ストップしたときにロボットがおかしな方向を向いていたとしても・・

下のブロックを追加することで、ロボットが元の角度に戻りますよ!

隠すと表示する

画面右下の「背景を選ぶ」から、「Woods(森)」を選択します。「スプライトを選ぶ」から、「Unicorn(ユニコーン)」を選択します。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。

ユニコーンが消えて、ポン!という音で出現するコードを書きます。

GIFなので音はなりませんが、何もないところからユニコーンが出現します!

スプライトをアニメ化する

画面右下の「背景を選ぶ」から、「jurassic(ジュラ紀)」を選択します。「スプライトを選ぶ」から、「Parrot(オウム)」を選択します。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。

以下のブロックをクリックすると、オウムのコスチュームが10回変わります。

まるで空を飛んでいるようですね!

もし、オウムの羽が下向きのParrot-bのコスチュームでストップしたとしても・・

下のブロックがあれば、元のParrot-aのコスチュームに戻ります。

キーボードの矢印キーでスプライトを動かそう

画面右下の「背景を選ぶ」から、「Space(宇宙)」を選択します。「スプライトを選ぶ」から、「Dot(ドット)」を選択します。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。
・キーボードの上向矢印キーが押されたとき  スプライトが上に動く
・キーボードの下向矢印キーが押されたとき  スプライトが下に動く
・キーボードの右向矢印キーが押されたとき  スプライトが右に動く
・キーボードの左向矢印キーが押されたとき  スプライトが左に動く
というコードを書きます。

キーボードの矢印キーで、スプライトを自由自在に操作できるようになりました。

効果音を追加する

画面右下の「背景を選ぶ」から、「Rays(光線)」を選択します。「スプライトを選ぶ」から、「Dragon(ドラゴン)」を選択します。スクラッチキャットは、×をクリックして削除しておきましょう。

「マジックスペル」の効果音が鳴りながら、ドラゴンの色が変わるコードです。

GIFなので音はなりませんが、ドラゴンの色が音とともに変化します!

もし、ドラゴンの色がオリジナルではない色でストップしてしまったら・・下のブロックを置くことで元の色に戻ります。

まとめ

Scratch3.0のチュートリアルを全て試してみました。感想としては、Scratch2.0のチュートリアルより内容が簡潔なので、ピンポイントにやり方を学びたい人にはおすすめです。もう少し複雑な内容のチュートリアルに挑戦したい人は、Scratch2.0のチュートリアルのほうが良いかもしれません。3日ほどScratch3.0の画面をいじっていましたが、ステージが右のインターフェイスにもすっかり慣れましたよ^^