Scratchの演算ブロックとは?


緑色の「演算」ブロックは、いろいろな計算ができる便利なブロックです。数字だけではなく、言葉やブロックを組み込めるので幅広く活躍します。Scratchにはたくさんの演算ブロックが用意されていますが、その中でもぜひ算数とゲームに活用して欲しい使い勝手の良い演算ブロックをご紹介します。

演算ブロックは、どうやって使うの?

たし算とひき算ができる演算ブロック

見た目から分かりやすいこちらのブロックは、足し算と引き算ができるブロックです。

変数と組み合わせて使えるので便利ですよね。

かけ算ができる演算ブロック

一瞬、なにかな?と思うこちらのブロックはかけ算ができる演算ブロックになります。

たとえば、スコアを点数×2倍にしたい時にはこのようにブロックを組み合わせます。

割り算ができる演算ブロック

分数のカタチになっているこちらのブロックでは、割り算の計算ができます。

かけ算ができる演算ブロックと併用して使うことで、三角形の面積を求める公式を作れます。

乱数のブロック

このブロックは疑似乱数で、ある範囲のランダムな数を出すことができるブロックです。

ランダムな間隔で出現するキャラクターをマウスのクリックで捕まえるScratchのチュートリアル⑤「かくれんぼ」では、このようなスクリプトで使われています。

キャラクターが出現するタイミングが予測できないので、単純ではない面白いゲームにすることができます。

大きさを比べるブロック

数の大小を比べるときに使用するブロックです。

Scratchのチュートリアル⑩「キャッチゲーム」では、りんごが下まで落ちてきたときに再び上に戻るスクリプトに組み込まれています。

りんごがランダムな場所からどんどん降ってくるように見えますね!

()=()の演算ブロック

左右の数値が等しいときにtrue、そうでなければfalseを返します。

ゲームでは、なにかのきっかけになるように使用することができます。
たとえば、このスクリプトでは「バナナの数=0」ならばゲームオーバーと判定します。

()かつ()の演算ブロック

2つ以上の条件が、同時に真であるか調べるブロックです。

たとえば、下記スクリプトのように「もし端の赤い色に触れたらすべてを止める」としてゲームオーバーの条件を2つ以上示しています。

()または()の演算ブロック

2つ以上のどちらかの条件が真であるか調べるブロックです。

こちらのスクリプトは、相手が「ラーメンが好き」もしくは「ハンバーグが好き」と言ったら「ぼくも好き」!というスクリプトです。もし、答えがラーメンでもハンバーグでもない場合は「そうなんだ」という答えを返します。

()ではないの演算ブロック

指定した条件を反転するブロックです。

下のスクリプトでは、「紫色に触れた」というブロックを反転して「紫色に触れなかったら」というブロックにして使用しています。たとえば、紫色に触れたらクリアで黄色や赤色に触ってしまったらゲームオーバーというシチュエーションなどで使えますね。

()と()の演算ブロック

2つの値をくっつけて返すブロックです。

2つの値だけではなく、こんなふうに複数の値を返すこともできます。

下のスクリプトでは、「やあ、〇〇!ぼくの名前はスクラッチキャットだよ。」と言わせる時に使っています。
返す言葉の一部が決まっていない時に便利ですよね。

①スクラッチキャットが名前を聞いてきたら、キーボードで名前を入力します。

②入力が終わったら、チェックをクリックしましょう。

スクラッチキャットが名前を呼んでくれるようになりました。

ゲームの前にキャラクターが自分の名前を呼んでくれたら親近感が湧きますよね!

まとめ

このように、演算ブロックは値(数字)を入力して計算するだけではなく、言葉やScratchのブロックを組み込めるのでとても便利なブロックです。慣れるまでは難しいかもしれませんが、演算ブロックを活用することでゲームがより面白くなりますのでぜひ挑戦してみて下さいね。