Scratchの次に学ぶプログラミング言語とは

2020年にやってくるプログラミング必修化に向けて、各プログラミング教室では教育用プログラミング言語の「Scratch(スクラッチ)」を教材として取り入れています。

Scratchは、命令ブロックを組み合わせてプログラミングしていくのでキーボード入力がおぼつかない小学校低学年のお子さんでも楽しくプログラミングが学べるので人気です。

簡単なゲームも作れるので、プログラミング初心者にとって達成感があります。

⇒Scratchでどんな作品が作れるの?

Scratchは奥が深い教育用プログラミング言語ですが、小学校高学年や中学生になってくると「命令ブロック」を使ってプログラミングをすることに幼稚さを感じてしまうのではないでしょうか。

もっと高度な、教育用ではない本格的な「プログラミング言語」を学びたいと思い始めるお子さんも多いと思います。

そんな期待に応えるとき、脳裏に浮かぶのは「Scratchの次には何のプログラミング言語を学ばせたらよいか?」というところです。

候補となるプログラミング言語はPython(パイソン)とRuby(ルビー)、JavaScript(ジャバスクリプト)です。

Python(パイソン)

Pythonはオランダ人のグイド・ヴァンロッサムさんによて開発されたプログラミング言語です。

「コードの書きやすさ」と「読みやすさ」に重点を置いて作られました。

Pythonは英語で「ニシキヘビ」という意味で、人工知能に関するプログラミングができる言語として注目されています。

Code Combat(コードコンバット)でPythonを学ぼう

Code Combatは、ブラウザから無料でアクセスできて6つのプログラミング言語がRPGゲームをプレイすることで習得できるプラットフォームです。

選べるプログラミング言語は

・Python

・JavaScript

・CoffeeScript

・Lua

となっていて、ゲームの途中でプログラミング言語を変更することも可能です。

基本は無料ですが、課金することでスキルが高いキャラクターを選ぶことが出来たり、プレミアムステージに挑戦出来たりします。

⇒「Code Combat」に挑戦してみた!

Python(パイソン)の条件分岐です。

ヒーローを座標を使って移動させ、もし敵がいた場合は攻撃させるようにします。

実行すると、プレビュー画面でアクションを確認できます。

ミッションをクリアすると、ヒーローのレベルが上がったり、新しいアイテムが貰えます。

無料で遊べるのは、Python(パイソン)の導入のような部分なので、本格的にPython(パイソン)を習得したいなら課金するか他のオンライン学習サイトを利用するのがおすすめです。

Raspberry Pi(ラズベリーパイ)に挑戦!

教育用のシングルボードコンピューターである「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」を使ってPythonが学べます。

価格も5,000円前後と安価なので少ない初期投資で始められるのが魅力です。

環境の整え方や初期設定の仕方などはLIGさんのこちらの記事が参考になりますよ。

⇒悪魔のロボットも作れる?ロボット制御ができる「ラズベリーパイ」とは【導入編】

Ruby(ルビー)

Rubyの作者は日本人です。

Matzことまともとゆきひろさんが、プログラミング言語のPerl・Smalltalk・Eiffel・Ada・Lispをもとに関数型プログラミングと命令型プログラミングに偏りのない新しいプログラミング言語「Ruby」を開発しました。

Python・Perl・Java・PHP・C・C++との共通点もあるので親しみやすいプログラミング言語と言えます。

RubyがミニツクでRubyを学ぼう

Rubyがミニツク』は、ブラウザから無料でアクセスでき、日本語でRubyを基礎から学べるサイトです。Ruby開発者のMatz(まつもとひろゆき)さんが動画説明をしています。

・Ruby演習コース

・Ruby入門コース

・Certified Ruby Programmer Silver Preparation Course

・Ruby on Rails

・Ruby技術者認定試験(Silver)

の5つのコースが用意されています。

Ruby Warrior(ルビーウォーリア)でRubyを学ぼう

ブラウザから無料でアクセスできてRubyをゲーム感覚で学べる「Ruby Warrior」はおすすめです。

初級コースと中級コースがあり、それぞれ9つのレベルに分かれています。

ただ、日本語には対応いていないので中学生レベルの英語力が必要になります。

さらに、基本構文を理解していないとレベル1でもクリアすることが出来ません。

Ruby初心者の人は、初めからRubyWarriorに挑戦するのではなく、『Rubyがミニツク』で基礎を勉強してから始めるのがおすすめですよ。

JavaScript(ジャバスクリプト)

JavaScriptは、サーバー側ではなくクライアント(ユーザー)側のプログラミング言語になります。webブラウザー上の表示を変えたり、ユーザーの操作を受け取ったり、HTML5を使って画像処理や音声・動画をすることも可能です。

UdemyでJavaScriptを学ぼう

オンラインのプログラミング講座は、短期間の受講でも結構な金額を払わなければなりませんが、

Udemyなら2,600円というリーズナブルな価格で『実例でわかる JavaScript 初心者講座』が受けられます。

・HTML

・CSS

・JavaScript

の3つを利用して、webアプリケーションを作成します。そして、こちらのコースではJavaScript(実行処理)を中心に学習を進めていきます(全18章)。

動画で実際に操作をしながら丁寧にゆっくり解説してくれるので、とても分かりやすいです。(下図はエンコード・デコードについての説明)

ちょっと難しいな・・と思うような箇所でも、「ここは少し難しいかもしれません」「今は〇〇を覚えるだけで大丈夫です」と安心させてくれるので、焦ることなく学習を進められます。(下図は変数についての説明)

分からない箇所はくり返し視聴できます。期限が無いので、自分のペースで学習が進められますよ。また、コース内で使われるソースコードをダウンロードすることも可能です。

ドットインストールでJavaScriptを学ぼう

ドットインストールは、3分動画でマスターする初心者向けのプログラミング学習サイトになります。

JavaScript入門コース(全24回)を始め、JavaScriptを使った簡単なプログラムを作成するレッスンが複数用意されています。こちらは、無料で学習できますが、プレミアムサービス(月額980円)に登録すると

・中上級者向けのプレミアム動画の閲覧

・動画の文字起こしテキストの閲覧

・ソースコードの閲覧

が可能になります。入門コースの音声は、Udemyの音声と比べるとかなり早口な印象です。

内容も、Udemyの『実例でわかる JavaScript 初心者講座』より少し難しいです。

progate(プロゲート)でJavaScriptを学ぼう

ProgateのJavaScriptのコースには、4つの学習コースと1つの道場コース(難易度高め)が用意されています。無料で受講できるのは

・JavaScriptI

・JavaScriptⅡ

になります。有料会員は、月額980円です。

学習の進め方は、まずスライド画面で学習の要点をつかみます。

動画ではなく、スライド式なので自分のペースで学習が進められます。

スライドが終わると、演習に進みます。

JavaScriptで入力したコードが、コンソールでどのように表示されるのか実際に確認できます。

課題が1つクリアすると、レベルアップしていきます!

これはモチベーションがアップしますね!

音声さえありませんが、難易度も段階を追ってアップしていくので理解が追い付かなくなるということはありません。ゲーム感覚で学習を進めていけそうです。

まとめ

Scratchの次に始めるのに適したプログラミング言語を選ぶのはなかなか難しいですが、「興味を持ったプログラミング言語」を始めるのが一番だと思います。

ゲーム感覚で覚えられるプログラミング言語なら、英語がまだ完璧中学生でも抵抗なく始められます。

ゲームに夢中になればプログラミング言語を学びながら分からない英単語の意味を調べるようになるので一石二鳥とも言えそうです。