マイクロビットとは?


micro:bit(マイクロビット)は、イギリスで誕生したプログラミング教育向けのマイコンボードです。イギリスでは、11歳〜12歳の子供に無償で配布され、授業で活用されています。日本でも2020年までに30万人の子供がマイクロビットを学べるような環境になるそうです。
・25個のLED
・2個のボタンスイッチ
・加速度センサー
・磁力センサー
・無線通信機能が付いて2,000円(税込み2,160円)

日本では2017年8月5日より販売が開始されました。

マイクロビットを購入してみた

ケースの大きさは、ハンドスピナーのケースと同じかそれより小さいくらいです。

説明書が添付されていますが、全て英語でした。

中身を取り出してみます。5列×5列=25個の表示用LEDが並んでいます。A、Bと表示された2個のボタンスイッチも確認できますね。

こちらは裏面になります。

マイクロビットの使い方

micro:bit(マイクロビット)を、マイクロUSBケーブルでパソコンと繋げます。

サンプルプログラムが入っているので、LEDがにぎやかに点滅しますが気にしないで大丈夫です。

マイクロビットでプログラミングする方法

マイクロビット JavaScript ブロック エディタでプログラミングをします。日本語に対応していて、Scratchと同じように命令ブロックを組み立ててプログラミングしていきます。

言語を「日本語」に設定しよう

①マイプロジェクトの「新しいプロジェクト」をクリック

②言語が英語になっているので、日本語に変更します。画面右上の歯車のアイコンをクリックしましょう。

③Language「言語」をクリック

④「日本語」をクリック

⑤言語が「日本語」に変更されました!

簡単なプログラミングをしてみよう

LEDを点灯させるプログラムを作ります。「JavaScript」ではなく、「ブロック」をクリックするとブロックプログラミングになります。

①「基本」をクリックしてみましょう。

②「アイコンを表示」をクリックします。


③「ずっと」のブロックの中にドラッグします。

④プルダウンメニュー▼をクリックしましょう。


⑤40種類のアイコンの中から好みのアイコンをクリックします。


⑥これで、□のアイコンをずっと点灯させるプログラムができました。

⑦ずっと同じ表示ではつまらないので、他のアイコンも選択してみます。もう1個「アイコンを表示」のブロックをドラッグして、今度は♡のアイコンを選択します。これで、□と♡が交互の点灯するプログラムが完成しました!

シミュレーターで確認してみよう

プログラムをダウンロードする前に、画面左のシミュレーターでプログラムが正常に動作するか確認してみましょう。

プログラムをダウンロードしよう

画面左下の空欄にタイトルを入力したら、「ダウンロード」をクリックしてプログラムをダウンロードします。

パソコンにhexファイルが保存されました。

プログラムをマイクロビットに送信しよう

パソコンとマイクロビットをマイクロビット用USBで接続します。

ダウンロードしたhexファイルを右クリックして、「送る」→「microbit」を選択してmicro:bitにhexファイルを送ります。(Windowsの場合)Macの場合は、ドロップ&ドラッグして下さい。

プログラムを転送している間は、micro:bitのうら側にある黄色のLEDが点滅します。転送が終了したらプログラムが実行されます。

いきなりプログラムが実行されるのでビックリします;電池ボックスをつなげばマイクロUSBを外して持ち歩けますよ。

マイクロビットでできることは?

マイクロビット単体でもプログラミングを学ぶことができますが、他のマイクロビット用アクセサリーを組み合わせることで作品の幅が広がります。LEDのモジュールと接続すれば、強烈な光を発します。


YouTubeにもいくつか作例が紹介されていますが、まだ数が少ない印象です。その中から、おもしろそうな動画を3つピックアップしてみました。

かぞえるマシーン

Aボタンを押すと数字が1増えて、Bボタンを押すと数字が1減るプログラムが組まれています。

4桁LEDモジュールを繋げて表示させることも出来ます!2桁以上表示させたい時におすすめです。

マイクロビットで音楽を鳴らそう

スピーカー付きのpowerボード「マイクロビット用MI:電源ボード」をセットすればスマートに音楽を持ち歩けます!

おしゃべりマイクロビット

どこかで聞いたことがある声!子供が聞いたら、思わず笑っちゃいますよ。

Bluetoothでバギーをコントロールする

マイクロビットでプログラムを組んだ車をスマホで操作しています。これは凄い!

こちらのバギーは、ライントレースカーのキットだと思われます。ここまで改造できたら楽しそう!

マイクロビットは工作にも大活躍!

周辺機器やモジュール、専用キッド、電子工作パーツなどお金がかかるマイクロビットですが、お金をかけずに作品を作って楽しむことも可能です。

サーボモーターでバレリーナを作ろう

電子工作用のパーツ「サーボモーター」を使ってバレリーナの足を制御しています。サーボモーターは、マイクロビット初心者の工作で活躍しそうです。

マイクロビットでコンパスを作ろう

100均のマグネットケースとマイクロビットを組みあわせてコンパスが作れます。コードはガイド付きチュートリアルがあるのでマイクロビットの導入工作としておすすめです。

マイクロビットで腕時計を作ろう

100均の腕時計ベルトとマイクロビットで腕時計が作れます。腕時計を振ると現在の時刻が表示される仕組みです!コンパスよりもややコード作成が難しいですが、マイクロビットのステップアップ教材としておすすめです。

マイクロビットとScratch3.0を接続しよう

Scratch3.0の拡張機能を利用することで、マイクロビットでScratch3.0を操作できるようになります。マイクロビットをスクラッチで作ったゲームのコントローラーのようにすることが出来ますよ!

キャッチゲームを作ろう

マイクロビットのAボタンでパドルが左に、Bボタンでパドルが右に移動します。ボールをキャッチして点数を稼ぎます。

コロコロゲーム

マイクロビットを傾けると、玉がころがります。ブラックホールに入ればクリア!


連射ゲームを作ろう

マイクロビットのAボタンを押して「かぼちゃ」を発射します。マイクロビットを傾けると魔女が上下に移動しますよ。

オリジナルキャラクターも、Scratch3.0のペイントエディターを使えば簡単に作れます

まとめ

micro:bit(マイクロビット)は、日本に入ってきてまだ間もないので「サンプル作品」が少ないです。これからマイクロビット用のソフトウェアなどがどんどん開発されることでしょう。可能性を秘めた教育用マイコンボードなので、飽きることはありません!マイクロビットにはチュートリアルも用意されていますので、ぜひ挑戦してみて下さいね。マイクロビットの周辺機器キッドも販売されています。12のプロジェクトも付属されているのでマイクロビットの学習を進めたい人にはおすすめです。

Scratch3.0の拡張機能でマイクロビットと連携できるようになり、マイクロビットで「できること」の幅が格段に広がりました!これえから、ますます面白い作品が増えていくことでしょう。