電子工作とプログラミングを連携させよう

もともと工作が好きな息子は、小学校1年生の頃からキットを利用して車や動くおもちゃを作っていました。2020年から小学校の授業でプログラミングが導入されるということでScratchの勉強を始めましたが、もともと手を動かして実際に作ることが好きな息子は「Scratchは面白い」と言いながらもそれほどハマっているような感じでもありませんでした。

息子がプラモデルを作っているのを見ていて、「この車がプログラミングで動いたら面白いんだろうな」と考えました。そこでネットで検索してみると、レゴマインドストームなどがヒットしませんが、とても手が出る値段ではありません。

 

ちっちゃいものクラブさんで配布しているなのか~も良さげだと思いましたが、価格は4,000円。ちょっと試しに・・というには大きな出費です。

もっと安価なキットで、電子工作とプログラミングを手軽に連携できるものは無いかなと探していました。

光センサー・プログラミングカーを購入してみた

ロボット工作や電子工作のキットをたくさん出しているエレキットの公式サイトに、安価で優秀なプログラミングカーを発見しました!値段が2,394円と手頃なので、気軽に挑戦できます。

真っすぐに走るだけではなく、障害物をよけたりライントレース(黒い線に沿って走る)ことができます。光センサーが付いているんですね。

自分で組んだプログラミングを、プログラミングカーに転送してコードレスで走行することが可能です。追加で購入するものはなく、付属の部品で遊べます。(※単3乾電池3本が別途必要です。)

工作部分は、ちょっとプラモデルっぽいですね。でも、電子工作というだけあってモーターやはんだ付けをするパーツが付いています。

はんだ付け練習基盤も付いています。練習後の画像になりまあすが、はんだ初心者の息子にはありがたい付属品でした。

はんだ部分がだんご状になったりすると上手く動かなかったりします。説明書にはもう少し詳しくはんだ付けのコツが紹介されています。

電子工作が完成して、乾電池をセットしたものです。

裏面はこんな感じです。

光センサーの向きを変えると、障害物を察知できるようになります。

プログラミングをしよう

光センサーの位置を戻して、さっそくプログラムを組んでいきましょう。プログラミングをするには「IconWorks」というソフトウェアをダウンロードする必要があります。対象OSは

・WindowsXP

・WindowsVista/7/8版

になっています。Windows10には対応していないので注意して下さい。

IconWorksの使い方

①「プログラムを作る」をクリックします。

 

②「▶BEGIN」から「■END」の間を画像下のアイコンで繋ぎます。

アイコンは「前進」「右へ曲がる」「~秒待つ」などひとつずつ命令ブロックになっています。

ドラッグでは移動できないので、あらかじめアイコンを並べたい箇所を左クリックして使いたいアイコンをクリックすることでプログラミング可能です。

ENDの位置をずらしたい時は、ENDを左クリックしてから移動先を右クリックし、「いどう」をクリックします。

③アイコンの間を左クリックして、アイコン同士を線で繋ぎます。プログラミングが終わったら、「ツール」をクリックして「文法チェック」をします。

 

④アイコン同士が繋がれていなかったり、プログラムにおかしなところがあればエラー表示が画面左下に出ます。「アイコンの接続は正常」と表示されればOKです。

 

⑤もう1度「ツール」にある「文法チェック」をクリックします。今度は分岐・合流の有無をチェックして、正常であれば「再度ボタンを押し繰返し検査へ進む」が表示されます。

 

⑥再度「ツール」にある「文法チェック」をクリックします。LoopとLipの有無がチェックされ、正常であれば「プログラムを送信して下さい」と表示されます。

プログラムを送信する

①プログラムをプログラミングカーに送信するには、パソコンの音量を最大にする必要があります。

「ツール」に「音量チェック」がありますので、クリックしてみましょう。

 

 

②音量を最大にします。

 

プログラムを受信する

プログラミングカーのほうでプログラムを受信する準備をします。

①スイッチをONにする

②SW2を押す

LED3が点灯して、プログラムを受診する準備が出来ました。

 

付属されていた転送用コードを「JACK」に差し込みます。この時、奥までしっかり差し込まないと転送エラーになるので注意して下さい。

パソコンの音出力部分に転送用コードを差し込みます。(イヤホンを差し込む箇所です)

「ツール」にある「送る」をクリックします。「プログラムの送信は終わりました。」との表示が出れば成功です。

 

プログラミングカーを走らせてみよう

では、さっそく走行させてみます。

①スイッチをONにする

②SW1を押す

ことでプログラム通りにプログラミングカーが動き出しますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

USB音通信変換アダプター(MR-9182)の使い方

もし、プログラムの送信が上手くいかなかった場合は、USB音通信変換アダプター(MR-9182)の利用をおすすめします。こちらは別売りになります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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基盤にUSBの差込口が付いているような感じです。

USB音通信変換アダプター(MR-9182)を使うには、最初にインストールしたIconWorksをアンインストールする必要があります。

代わりに、IconWorksUSBをインストールして下さい。

一番下のWindowsVista/7/8版(MR-9182版)をインストールしましょう。

光センサープログラミングカーに付属していた転送用コードで繋ぎます。

光センサープログラミングカーのスイッチをONにして、SW2を押してプログラム転送待ち状態にします。

LED3が点灯して、プログラムを受診する準備が出来ました。

まとめ

プログラミング通りに電子工作が動き、障害物をよけたりライントレースが出来る光センサープログラミングカーは2,360円とは思えないほど高性能なキットだと思います。

最初に組み立てたときにキットが動かなかったのですが、エレキットのお客様サポートに問い合わせたところマイコンの不具合だということで無料でパーツを送って下さいました。

応対もとても親切なので、分からないところがあったらどんどん質問しても答えてくれそうです。

こちらのキットは小学校5年生が対象ですが、3年生の息子でもなんとか組み立てられましたのでぜひ挑戦してみて下さいね!